2001-05-30 第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
私どもの会社は鉄道としてもやや特殊な体質を持っておりまして、都市間旅客鉄道でございますので、生活密着の、いわゆる私鉄型の関連事業をやる場所は比較的少のうございます。名古屋のセントラルタワーズが最大のものであり、あれがほとんどであるということでございますが、あの名古屋セントラルタワーズでは、あの事業を、デパート、ホテル、それにビルの営業と、三つで数千人の雇用を生み出しました。
私どもの会社は鉄道としてもやや特殊な体質を持っておりまして、都市間旅客鉄道でございますので、生活密着の、いわゆる私鉄型の関連事業をやる場所は比較的少のうございます。名古屋のセントラルタワーズが最大のものであり、あれがほとんどであるということでございますが、あの名古屋セントラルタワーズでは、あの事業を、デパート、ホテル、それにビルの営業と、三つで数千人の雇用を生み出しました。
さらにまた、我が国は、特に高速、高頻度の都市間旅客鉄道や、あるいは大量、高頻度の都市鉄道では、ハード面及びソフト面ともに世界をリードする立場にあり、安全問題に関しても、世界に対して情報発信し社会に貢献する、こういうスタンスが不可欠でございます。
それから三番目に中距離都市間旅客輸送。これは主要都市間を結ぶ輸送で、大体新幹線を含みます特急、急行列車の運転線区における輸送がこれは該当するであろうというふうに思います。
○説明員(杉浦喬也君) 正確にこれを何キロというふうに把握はできませんが、概数で申し上げますと、第一番目の大都市圏輸送、これが約千七百キロ、それから第二番目の地方主要都市圏輸送、これが二千五百キロ、それから三番目の中距離都市間旅客輸送、これが一万八千キロというふうになるであろうと思います。
次に、路線の維持の問題でございますが、国鉄の事業を効率的な経営形態のもとで再生し、地域に密着した活力ある経営を可能ならしめることによりまして、中距離都市間旅客輸送、大都市圏旅客輸送、地方主要都市における旅客輸送などの分野はもとより、その他の分野も含め、国鉄のまま推移する場合に比べ、より多くの路線を維持することが可能になるものと認識しております。
国鉄事業については、中距離都市間旅客輸送、さらに都市圏旅客輸送、大都市交通であります。あるいは大量定型貨物輸送などの鉄道特性を有する分野で今後も重要な役割を果たしてまいると期待をされておるわけでございまして、これらの分野における輸送を効率的に実施できますように、分割・民営を基本とする抜本的改正を実施することが、我が国交通体系の形成の上から重要であると考えております。
○岡田(宏)説明員 阪和線の線路の先生の今の御感想につきましてちょっと述べさせていただきたいと思いますが、先生も御指摘ございましたように、阪和線は和歌山地区と大阪都心とを結ぶ重要な路線、特に通勤通学路線、旅客輸送の面あるいは紀勢線を通じましての都市間旅客輸送ということで重要な役割を果たしている路線でございますが、その線路の特質につきましては、先生今御指摘ございましたように、例えば下水渠が多い、あるいは
具体的には、例えば新幹線は中距離都市間旅客輸送に適する、あるいは航空は長距離輸送、海越え山越えの二都市間直行輸送に適するといったような特性を十分に考慮しながら現在も進めてきておるつもりでございます。ただ、それぞれの具体的な施設、整備のやり方というのは確かに制度的に若干違っている点もございます。
先生今御指摘のございました高速鉄道、例えば新幹線の特性分野を見ますと、大量の輸送需要のございます中距離の都市間旅客輸送に特性を示しているところでございまして、基本的には、このような分野で今後とも国民生活にとって重要な役割を果たしていくことが見込まれるところでございます。
○政府委員(棚橋泰君) この計画は当時十カ年計画でございますが、十カ年計画におきますこの推進会議の意見書によります設備投資額が三兆七千億、新幹線につきましては特に区分はしてございませんが、都市間旅客輸送(山陽新幹線の建設を含む)といたしまして一兆二千六百億ということになっております。
この臨時行政調査会の基本答申においては、国鉄の経営が悪化した原因として、鉄道特性を発揮できる都市間旅客輸送、大都市圏旅客輸送、大量定型貨物輸送の分野に特化すべきであったが、現実には公共性の観点が強調され過ぎ対応が著しくおくれてきたこと、国会及び政府の過度の関与、地域住民の過大な要求などから企業性を発揮できなかったことなどが挙げられ、その改革の指針として、政治や地域住民の要求排除、設備投資の抑制、線区別運賃制導入等
ただ、このために、どういう分野をそれぞれの交通機関が担当していくかということにつきましては、もちろん一般的には、たとえば鉄道は中近距離の都市間旅客輸送であるとか、あるいは大都市圏の旅客輸送であるとか、大量の定型貨物輸送であるとか、あるいは航空が遠距離や海越え山越えの二都市間の直行輸送を担当するとか、そういうような一般的な担当を考えていくということもあるわけでございますが、さらに具体的に、それではどのような
その一つの目標として、いわば都市内における通勤電車あるいは都市間旅客輸送、それから大量、定型貨物輸送と、この三つにしぼって集約していく必要があると思っております。でございますから、この方針に基づきまして、皆さん方に大変御迷惑かけておりますが、地方線の整理というものもやらざるを得なくなってまいったというのは、そういうところに原因があるわけでございます。
○永光政府委員 ただいま申しましたように、建設費として計上いたしました財政投融資及び利用債につきましては、これは公的助成の方法あるいは地域の負担に関する制度が整備されるまでということで、一応条件がついた建設費を計上しておるわけでございまして、新幹線の建設は都市間旅客輸送の一翼を担いまして、地方の開発発展にも資しますし、あるいは地方の住民の生活なり利便の向上にも資するわけで非常に役割りとしては大きい、
○青木薪次君 そこで、地方交通線の選定基準によりますると、都市間旅客輸送の路線を幹線鉄道網とするということになっているんでありますけれども、国鉄のもう一つの使命であるところの大都市圏の旅客輸送を行っている路線については触れていないんです。この点についてはたとえば名古屋に行きますと、武豊から大府という武豊線というのがあるんです。
○政府委員(山地進君) これは五十二年の八十二国会でございますか、のときの運輸委員会における国鉄再建の基本方向以来、国鉄の再建の基本方針の閣議了解あるいは五十四年の国鉄再建についての閣議了解におきまして私どもが明らかにしておりますのは、国鉄が持っている鉄道特性というものに着目いたしまして、都市間旅客輸送あるいは大都市圏における旅客輸送あるいは大量定形の貨物輸送というようなところにおいて、国鉄というのは
○政府委員(山地進君) この都市間旅客輸送は、日本の国土全体の、私どもで言う幹線鉄道網というものを形成する中で都市間の輸送ということを考えておるわけでございますが、これはもう先生御承知のとおり、同じ都市間でも長距離は航空がほとんどのシェアを占めておりますので、私どもとしては、鉄道の大量の輸送、鉄道特性の発揮できる分野というのは中距離の旅客輸送、それから大量の定形輸送というものにつきましてもある程度の
政府は、国鉄の役割りを三つの分野、すなわち都市間旅客輸送、大都市圏旅客輸送、大量定型貨物輸送に限定しようとしているのであります。要するに、旅客輸送はもうかる路線だけ営業をいたします、一方、貨物は幾ら赤字になっても大企業のために専念いたしますと、こういうのであります。これは、いま国民が求めている真の国鉄の再建とは全く逆行するものだと言わなければならないのであります。
昭和五十二年十月、衆議院運輸委員会は「国鉄再建の基本方向」を提言し、国鉄のあり方として、「都市間旅客輸送、大都市圏旅客輸送及び大量定型貨物輸送の分野を中心に企業的経営を行うとともに、その他の効率性の低い分野は他の輸送機関との関連において効率的な輸送体系を形成するための施策を講ずべきこと」を指摘し、これが同年十二月の閣議了解となり、さらに五十四年十二月の閣議了解においては、「輸送需要が少なく、鉄道特性
これについては、国鉄の再建計画がスタートしました四十四年から、国鉄の役割りというものは都市間旅客輸送である、あるいは大都市圏の旅客輸送である、あるいは大量定型貨物輸送であるということを掲げておりましたけれども、残念ながら具体的には余りその効果が上がっていなかった。今度こそひとっこれをやろうではないかというのが今度の対策の第二番目の特徴ではないか。
しかし、鉄道の特性が最も発揮されます分野、すなわち都市間旅客輸送、大都市圏の旅客輸送それから幹線における大量定型貨物輸送におきましては、国鉄は基幹的交通機関として依然として大きな役割りを果たし、将来においても強い輸送需要が見込まれております。
(1) 経営の重点化 国鉄は、都市間旅客輸送、大都市圏旅客輸送及び大量・定型貨物輸送の分野を中心に経営の重点化を進める。」こういうことですね。書いてあるのですね。これに基づいてこの法律をおつくりになったのですね。 〔関谷委員長代理退席、委員長着席〕
そのような考えに立って、今回の国鉄再建対策では、国鉄の経営を鉄道特性を発揮し得る分野である都市間旅客輸送、大都市圏旅客輸送及び大量定型貨物輸送の分野を中心に重点化するとともに、鉄道特性を発揮しがたい分野については、輸送力、営業範囲の縮小などの減量化施策を講ずることにより、総合交通政策の観点からもこれを進めるととが適切な施策であると思っております。
それでは鉄道特性のあるのは何かということになるわけでございますが、三つございまして、一つは都市間旅客、これは日本の国じゅうにある主要都市を結ぶ幹線という観点でございます。もう一つは貨物の大量定形輸送というのがございます。この大量の定形に動くものも鉄道特性がある。それからもう一つは、いま先生のお触れになりました大都市圏輸送、この三つが鉄道特性が発揮できる。